住理工商事株式会社

寒冷地対応用免震ゴム支承「THD」

THDは寒冷地から温暖地域のあらゆる環境で免震性能を発揮。

寒冷地対応免震ゴム支承(THD)は、特殊なゴム配合により、-30℃~+50℃での性能変化が少なく、寒冷地から温暖地域のあらゆる環境で免震性能を発揮します。また、高ひずみ時の高い減衰性能と低いハードニングにより、レベル2地震時における下部構造への負担荷重を低減させることが可能となります。

THDの特性

  1. 1優れた温度依存性
    温度依存性が少なく寒冷地でも温暖地でも免震性能を発揮。
    表1 せん断係数の温度依存
    表2 等価減衰定数の温度依存

    試験結果は住友理工の試験データを示す

  2. 2高い免震性能
    高ひずみ時にゴムのひずみ硬化が現れにくく高い減衰性能を発揮。
    表3 せん断弾性係数の歪依存(G12)
    表4 等価減衰定数歪依存(G12)

    試験結果は住友理工の試験データを示す

THDの品質規格

THDの特殊高減衰ゴム材料の試験方法と規格値(平成16年度版 道路橋支承便覧による)

※1:シート加硫したダンベル試験片による値とする。製品から採取した試験片の破断伸びの規格は( )とする。
※2:NEXCO構造物施工管理要領による。