超高減衰ゴム支承「HDR-S」
HDR-Sは特殊なゴム配合により地震動を長周期化。更にゴム自身の減衰力で地震時の慣性力を低減。
超高減衰ゴム支承(HDR-S)は、上部構造の慣性力を複数の下部構造に分散させる機能に加え、地震動の長周期化と減衰効果で慣性力を低減させる機能を持ち、高いエネルギー吸収性能によって社会資本を守ります。
HDR-Sの3つの特徴
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- 1震動の長周期化、減衰効果
- 震動の長周期化による激しい衝撃の緩和、減衰効果による慣性力の低減、吸収効果があります。
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- 2下部構造のスマート化
- ゴム自体のエネルギー吸収(減衰)効果により地震時慣性力が軽減され、下部構造の経済設計が図れます。
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- 3耐久性・汎用性・環境性
- 腐食に強く、鉛直荷重・水平変位による特性変化が小さく、環境に配慮した材質を用いることで、優れた耐久性・汎用性・環境性を実現します。
HDR-Sの品質規格
HDR-Sのゴム材料物理特性(平成16年度版 道路橋支承便覧による)
※1:シート加硫したダンベル試験片による値とする。製品から採取した試験片の破断伸びの規格は( )とする。
※2:NEXCO構造物施工管理要領による。